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公衆衛生部会 活動内容

公衆衛生獣医師が活躍する分野

1.動物愛護センター

 動物愛護センターでは、人と動物がともに生きていける社会をめざして、収容した犬猫を新たな飼い主に譲渡しています。動物の愛護と適正な飼養についての理解と関心を深めるため、動物愛護教室の開催、介在活動犬の育成など、動物愛護の普及啓発を行っています。

 また、災害が発生したときに安全に避難ができるよう、飼い主がとるべき災害対策など、被災動物救援の支援も行っています。
動物愛護教室

2.食肉衛生検査所

 牛肉、豚肉、鶏肉などの食肉は、肉となる段階で獣医師による厳重な検査が義務付けられています。岐阜県内には、と畜場が4ヶ所・食鳥処理場が4ヶ所あり、安全な食肉を届けるために、獣医師が、牛、豚、鶏などを1頭、1羽ごとに検査し、食用に適さないものを排除しています。

 また、食肉中の抗菌性物質等の残留検査、衛生的な処理が行われているか確認するための微生物検査などの精密検査も行っています。
食肉検査(撮影場所:飛騨食肉センター)

3.試験研究機関

 保健衛生分野や環境分野における科学的・技術的な中枢機関として、様々な試験検査、研究のほか、情報収集、技術研修、技術相談などの業務を行っています。
 検査・研究分野の主なものとしては、新興感染症、食中毒などの微生物分野、食品中の残留農薬、残留抗菌性物質、放射性物質などの理化学的分野、土壌地下水、放射能汚染などの環境汚染分野となっています。

 この中で獣医師は、その専門知識や技術を生かし、調査研究活動に取り組んでいます。
新型コロナウイルス検査